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その縮毛矯正本当に必要?

いや〜、日に日に湿気増してきましたね。。

いったい1日何回顔を洗ってることか。

これから秋ぐちまで服部の顔はテッカテカ。

困ったものです。

 

困るといえば、この時期は髪が膨らんで広がってまとまらない。

日本人の9割はなんらかのクセがあるため、みんな同じような悩みを抱えています。

 

そんなこの時期に圧倒的に増えてくるものといえば縮毛矯正。

縮毛矯正は確かに素晴らしい。

easelでももちろんメニューとしてあるし、施述される方もたくさんいます。

 

ただ、

クセがあるからすぐに「はい、縮毛矯正。」というのはいかがなものかと。

 

クセというのは、殺すことも出来れば、逆に生かすことも出来る。

ぼくのなかでは縮毛矯正は最後の選択です。

 

・トリートメントオイルで髪の毛1本1本に皮膜を貼って余分な水分が入ってこないようにする。

・美容室で定期的にトリートメントをして、髪のダメージホールにしっかり栄養を入れ込む。

・湿気でうねりが強くなったら、そのクセに合わせたカットをする。

・逆にパーマをかけてボリュームのあるスタイルにチェンジする。

・アイロンを使わないストレートパーマでボリュームを抑える。

 

これでも対応が出来ない場合は縮毛矯正をかけます。

といっても、全体にかけるのは稀です。

 

場所によってカットで対応できる、

ここのボリュームは必要、

と判断した場所はかけないし、

毛先は状況によってトリートメントでケアすればOK。

だから必要な場所のみの部分矯正のが多いです。

 

どうしても、縮毛矯正を繰り返した髪は硬くなるし、タンパク変性(熱によって髪のタンパク質が炭素化すること)した髪は、パーマがかからないしカラーはくすむ。

一見アイロンをしてキューティクルが整っているのでツヤツヤですが、髪の中はそんなことになっているのです。

なので、同じ場所に繰り返す矯正は2回までが限度。

それ以上は、まずパーマがキレイにかからないし、すぐだれちゃいます。

 

今は昔と違い、硬くならないナチュラルストレートもあるけど(完全には無理)

やっぱ一番理想なのは、素髪の状態でいられること。

 

ヘアスタイルは長く楽しむもの。

 

それぞれに適した対策をとってこの湿気の時期を乗り切りましょうね。

 

easel  服部