お客さんに聞いた話ですが、
先日テレビの番組で、美容師にとって大変なオーダー1位は、前回と同じ髪型。
だったそうです。
ぼくの見解は、半分合ってて半分違ってるかなあ。
まずは共感する部分。
例えば前回パーマをかけて、今回も同じパーマ希望とします。
前回は元々ストレートの毛に対し、毛先のダメージを考慮した薬剤を使ってパーマをかけました。
なので今回も同じ薬剤で同じようにやればいいのでは?
と思い同じようにやるとヘタすると失敗してしまう。
それはなぜか?
今回はダメージ度合いが前回とは違う+毛先にまだ若干のパーマが残っている。
こういう場合が多いのです。
なのでまったく同じスタイルにしようとすると、今回のダメージ状況+毛先のカールに考慮した薬剤ANDロッド選定が必要なのです。
だから
場合によっては前回と薬剤を変えるし、パーマを巻くロッドの太さも変えることもあるんです。
なので当たり前のように同じスタイルを作ってる美容師の頭の中は、実はこういう緻密な計算をしている
んです。
それに対して逆にやりやすいなあと思う場合。
それは、その方の髪質、ライフスタイル、ご自宅でのケア法、過去数年の施述履歴、
これら全てを把握できているお客様の場合。
そういうお客様に関しては、今までどんなことを髪にしてきたのか、家ではどんなシャンプーを使ってるのか、ブローはするのか、季節によって髪がどう変化するのか……
全部把握出来ているからぼくらも同じスタイルを作りやすいです。
なので、これは少なくても1年以上通ってくれている常連のお客さんに限りなんです。
な、の、で、
同じスタイルうんぬんは置いておいて、
出来れば美容室はころころ変えずに少なくても3回は同じ人にやってもらい、髪の事を知ってもらったほうが失敗は減るんじゃないかなあ?
ていうのがぼくの意見。
そんで3回やってもらっても、どうしてもしっくりこなかったら、
そのときは、easelの服部に電話ください( ´ ▽ ` )ノニヤ
ぼく、似合わせは得意分野ですよ^ ^
むしろまったく同じスタイルにすることはあまりないですが….
ず〜と同じスタイルよりも、ミニマムなチェンジでもちょっとずつ変化があるほうが人間飽きませんからねえ。
はい、宣伝終わり。
明日は第2日曜日でお休みなのであしからず。
easel 服部